こんにちは。フリーランスマホエンジニアブロガーとして実はAndroidアプリも開発している、なるき(@andsmartlabo)と申します。(Follow me!)
普段はアプリ開発のためテスト端末としてAndroidを色々な種類触っており、勿論Pixel系も開発端末としてもれなく触ってきました。(Nexus系も入れると恐らくNexus4くらいから触っています)
が、個人端末はiPhone 11 Proです。しかもPixel4aを買うまで持っていた開発端末は、譲り受けたHUAWEI P8 lite(2015)という体たらく。
流石にフリーランスとなったので、会社だけでなく個人的に最新OSを追わないとヤバい!と思い買いました。
そんな私が新しく開発端末として買うなら絶対これ!と決めていたのは、このPixel4aでした。
その時の記事はこちらですので、併せてご覧下さい↓
今回は予約開始日に予約しまして、発売日当日の8月20日にPixel4aが届きました。
Pixel4aが届くまで25~27日が配達予定日となっていたので、うれしい誤算です。
予約開始日当日に頼んだPixel4aが、本日19日に発送されたとの事。
ただ配達予定日は26-27日のままでした。
ちなみに、今公式ページで予約すると配達予定日が25-27日です(うん?)#Pixel4a #謎の配達予定日 #予約開始日に予約した結果 pic.twitter.com/qM5IwWFlFc
— なるき@フリーランスマホジニアブロガー (@andsmartlabo) August 19, 2020
カバーやガラスフィルムが届く前に本体が届くという悲しみを背負いながらも
届きましたので、レビューしました↓
マット感が好きな方にはおすすめです!
この記事では私が開発端末として購入した理由について、
という方でも見やすいように、比較的優しくPixel4aのお話をしていきたいと思いますので、是非ご覧ください。
Pixel4aの外観について
外観に関して、ぱっと思いつく良い点は3つです。
- 背面のマット感
- 広いディスプレイ
- 軽くて薄い
では、一つずつ見ていきましょう!
背面のマット感
開発端末だし、見た目よりスペック!と思っていましたが、背面のマットな感じが渋い!
やはりカッコイイ端末だとテンションも上がるようです。マットなことによってプラスチック感がなく、チープさがありません。
触り心地も◎。しっとりとした感じが手になじみます。
なにかと指紋が目立つガラスやミラー系の端末が多い中で、Pixelはマットを推してますが、ここは私も推したいと思います。
パンチホール型ノッチによる、広いディスプレイ

もはやインカメラの場所は永遠の課題かもしれませんが、一部Androidでも採用されているこの形。私はこの端末で初めてご対面しました!
パンチホール型ノッチ凄い!欲しかったのはウサ耳これだなと思いました!みたいなじゃなくてノッチ
実は私が一番気になっていたパンチホールで納められたインカメラ。しかも電話の受話口は画面外に設置されており、ディスプレイの邪魔はありません。完璧。
しかも画面下にある横線(ホームバー)はiPhoneだとクソ邪魔な時がありますが、Pixel4aは大変細くて画面が大きく感じます。
端末の大きさ自体は従来とあまり変わらないながら(むしろ縦の長さは短い)、Pixel4aの表示画面は5.8インチあり、
Pixel4の5.7インチより大きい画面サイズを実現しています。
Pixelの画面のデカさを比べると、
Pixel3a(5.6) < Pixel4(5.7) < Pixel4a(5.8)
Pixel4の廉価版なはずなのに、見事にステップアップしてるのはすごい。
ちなみに同じく5.8インチのiPhone 11 Proと変わらないサイズなのですが、
iPhone 11 Proがノッチでえぐれてる分、Pixel4aの方が大きいんじゃね?と思ったりしたので、実験してみました。
※ちなみに「ノッチ」とは、iPhoneの上部にある、バッテリーや時間を表示する空間のことです。下記画像参照↓

実験内容としては、試しにAndroidStudioで開発チュートリアル用のアプリを入れるだけです↓

実験結果。
やはりアプリ画面の最上部はパンチホール型ノッチの下であるツールバー(HOME行)となりました…。
やはりアプリ側の対応が必要なのか、パンチホール下をツールバーの最上位としているアプリが多い印象です。
とはいえ、以前のPixelに比べるとその行分広くなっていますし、GoogleMapなど一部のアプリだとパンチホールカメラ行が透過状態になっています↓

今後パンチホール型ノッチが普及してくれば、対応するアプリも増えて、スマホエンジニアの私の案件も増えていくのかもしれませんね(淡い期待)
軽い、(個人的に)持ちやすい
重さ143グラム。重さはあまり気になりません。iPhoneでいうと、iPhone6s~iPhone8くらいの重さみたいです。
普段使いのiPhone 11 Proは188グラム+αでいかんせん重いので、サブ機は軽い方が良い!みたいなのは全然ありだと思います。
重さからきているのか、持ちやすく使いやすい印象があります。
Pixel4aの動作や機能について
ディスプレイはどっちなんだ?と思いながら外観としてしまいましたが、こちらでは下記3点を挙げていこうと思います。
- 分かりやすいユーザインターフェース
- 指紋認証がすこぶる早い
- イヤホンジャックあり
それではどうぞ!
分かりやすいユーザインターフェース
やはりAndroidを色々触っていると、メーカーによっては「そこそうやって使うの!?」ということが結構あります。
特にコスモを感じるような某端末だと、説明書をしっかり熟読しないと機能を使いこなせない感があります。
その点Pixelに関しては無駄が省かれており、直感的に使えるようになっているため、iPhoneから移行しても馴染みやすい端末といえるでしょう。
私自身煩雑な端末が苦手なので、直感的な操作が好きな方におすすめです!
指紋認証がすこぶる早い
これは外出時マスクが多い昨今の状況では、頼もしい機能となっています。
触れた瞬間、ラグが無くロック解除されます。
認証でロック解除するのにちょっと待つような端末も多いのですが、普通にビビる速さです。
ほんとに「ポン!」とタップする感覚でも認識してきます。
また、Pixelの指紋認証場所も背面になっており、人差し指がちょうど来て使いやすい!
外出用端末にしようか迷うほどです。指紋認証最高です!
イヤホンジャックあり
iPhoneの影響か、各メーカーフラッグシップ系はイヤホンジャックなし、みたいなのが多いです。
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
Bluetoothイヤホンだとどうしても遅延するんですって!
しかもイヤホンバッテリー気にしなきゃいけないのはめちゃ面倒。
なんやかんや有線イヤホンにイヤホンジャック変換機を持つというスタイルでパーツという荷物が多くなるわ、変換機に充電ケーブルの接続場所を取られて充電ができないわで…。
そんな悩みを払拭したイヤホンジャックありは大変嬉しい機能となってます。
Pixel4aの気になる点

実際満足しているので気になる点はあまりなく、廉価版なので仕方ない所もありますが、強いて言えば…みたいな点を挙げてみました。
- なぜかPixel4aから出っ張ったアウトカメラ
- 電源・音量ボタンのクリック感がチープ
- ほんの少しスワイプ遅延がある
重箱の隅感は否めませんが、どうぞ!
なぜかPixel4aから出っ張ったアウトカメラ

Pixel4に続き、なぜそこiPhoneに追従しちゃったかな…という感じです。
あくまでpixel3aの後継機なはずなので、背面カメラの形状は踏襲してほしかったですね。
(Pixel3aはカメラの凹凸が極微小)
とはいえPixel4の背面カメラよりは小型化されており、大抵の方はケースに入れると思うので、その厚さ分で凹凸が無くなり気にならないのではないでしょうか。
電源、音量ボタンのクリック感がチープ
電源ボタンを押してみると、カチッ!カチッ!と小気味良い音がします。
まるで全然使わないゲームコントローラのスティックボタンを押しているかのようなあの感じです。
押し方によっては、恐らく試験会場や映画館などの静かな所で電源を切る場合、「カチッ!」とスティックボタンを押した人になれます。
他のハイエンド機と比較してしまうとチープ感は否めません。
ただ個人的には、スティックボタンのような押し心地が無限プチプチを想起させるので好きです。
ほんの少しスワイプ遅延がある
ここはAndroid特有ではありますが、ハイエンド機に比べるとCPUのスペックがそこそこである為、どうしても指より遅れているかな?と感じることが多々あります。
ほぼ遅延を感じないiPhoneが凄すぎるだけなので、ここはAndroidとしては価格相応かと思います。
リアルタイム対戦系のアプリをガッツリやりたい方には少し厳しいかもしれません。
(というかその層はiPad Proを使用すると思いますが、念のため。)
Pixel3とPixel4aの比較
後日記載しますので、更新をお待ちください!
Pixel4a(5G)とPixel5が出るけど、待たなかったのはなぜ?
理由としては下記3点です。
- お値段が安い
- 5Gは時期尚早感あり
- フラッグシップの性能は持て余すから
お値段が安い
4万ちょっとでここまでのクオリティ・OS保証期間、どれをとっても他の追随を許さない、コスパ最強端末であると個人的に思っています。
恐らくOS保証期間が発売日から3年保証されるのはPixelだけでしょう。それだけでも価値が十分にあります。
5Gは時期尚早感あり?
まず4Gと5Gの違いですが、5G端末にすればどこでも5Gが使えるわけではありません。
カバーしている範囲が全然違っており、下記ポイントのイメージとなります。
・4G = 面
・5G = 点
5Gを使うにはその「点」に入る必要がありますが、2020年8月現在で5Gの「点」は
*2:<埼玉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、広島県、高知県、熊本県>の一部地域。
※5G通信は電波の性質上、4G LTEと比べて屋内への電波が届きにくいためサービスエリア内であっても5G通信のご利用ではなく、4G LTE通信となる場合があります。
au サービスエリアマップより 引用
上記の通り、大体は都心のごく一部で利用可能となっています。プラスα屋内へ電波が届きにくい性質ということです。
その為、Pixel4a(5G)は60,500円と約2万円ほど高価ですが、この「点」に対して払うかどうかで変わってくる所かと思います。
私としては家の中で使うことが多くなるので、あまり関係ないなという感じです。
各キャリアの公式サイトにて、5Gの「点」のエリアを調べられますので興味ある方はご覧ください。
auの5Gエリアはこちら↓
フラッグシップの性能は持て余すから
確かにPixel5のフラッグシップモデルは高性能なCPUがついていますが、
私の場合は実際開発端末用(サブ機)なので、スペックはそこそこで良く、逆に勿体ないくらいです。
ガッツリアプリをやるわけでもなく、端末の使い方も煩雑でない。スペックの持ち腐れとなるのが目に見えていました。
そんな私にぴったりのスペックがPixel4aだったという所です。
Pixel4a まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近の端末は高いものが多く、フラッグシップ端末は10万円近いものが当たり前となってきました。
そんな中、これほど端末を進化させて、かつ完成度の高いものを約4万円で提供するGoogleはさすがだと思いましたね。
コスパを求めるのであれば最高におススメできる端末となっているので、是非お買い求めてみてはいかがでしょうか。