4記事目にして、初めてのフリーランス記事を書きました。
やはり気になるであろうこの話題、せっかくフリーランスエンジニアをやっているので、ちょっと触れていこうかと思います。
フリーランスやエンジニアに興味がある方は、是非ご覧ください。
まぁ大体スクールとかに勧誘したいんだろうけど。
・前提として、未経験から準委任契約で案件に参画することを想定しています。
・あくまで私の経験内の話となりますので、一つのモデルケースとして見ていただければ幸いです。
フリーランス案件の取得

未経験の方で、案件の取得方法をご存じの方はいらっしゃいますでしょうか。
大体の方はフリーランスのエージェントに登録して案件を紹介してもらったり、知人の紹介を通して案件を獲得していくなど様々な方法があります。
個人で案件を引っ張るにせよ、エージェントに営業してもらって案件を引っ張るにせよ。
未経験の方は案件を取る上で一番、職務経歴書が白紙である事がネックになるのではないでしょうか。
フリーランスエンジニア=実務経験
大前提として、フリーランスエンジニア=実務経験といっても過言ではありません。
職務経歴書を書きますが、そこに記載した自分の実務経験が名刺代わりとなります。
その為、案件によっては必須要件として経験何年以上、という枠が設けられている場合が多いです。
ただ自分が案件に所属した時、何の技術を使って、いかに価値を発揮できるか明確に説明できないと難しい。
フリーランス案件の争奪戦
企業によって募集形態は変わりますが、就職と似ていて1つの案件に対して一斉に募集をかけます。
その為、何名も応募者が出てくる事も当然あります。
その中で募集人数分採用したり、適任者がいない場合採用をしなかったりします。
不人気な案件や、技術者が少ない分野であれば気にしなくていいかもしれません。
基本的に案件は定員はありますのでライバルとの競争です。
結局はその会社に自分が貢献できる人間か。その為経験という一番のアピールポイントがない未経験者の方にとって、難易度は上がってしまいます。
しっかり自分の価値を理解し、自分の価値を表現できるかが勝負です。
案件の継続

契約勝ち取って、はい終わり!ではありません。
ここがフリーランスエンジニアの辛いところであり、メリットでもあります。
初回は大抵1~2カ月での契約となり、その後双方の合意があって延長が確定する形です。
未経験者にせよ、ここでも更に振るいに落とされます。
契約先が未経験と理解しているとはいえ、エンジニアとして契約する以上スキルが求められます。
どの程度のスキルを契約先が期待しているかによりますが、常に必要な存在でなければいけません。
フリーランスエンジニア=即戦力
人員を新たに外部から雇いたいということは、大体の場合即戦力を求めています。
未経験で通過したとはいえ、案件に応じたレベルは求められます。
また、エンジニアのスキルはプログラミングだけではありません。
PM,SE,PGによっても変わりますが、自分のタスク管理や実装スケジュールの調整はもちろん、仕様把握能力など多岐に渡って必要です。
フリーランスでも未経験だからできなくて当然!といった免罪符を掲げた心持ちはダメ。
ここが就職で未経験からエンジニアになる人と、未経験からフリーランスになる人の差かもしれません。
企業に入社するのであれば未経験とはいえ内部の人材となるわけで、余程のブラック企業でない限りは育成コストとして予算や期間が設けられたりします。(企業側に要確認ですが。)
また、社員の場合はスキルが思った通り発揮できなくても、労働契約法第16条により辞めさせられるリスクは格段に減ります。
フリーランスエンジニアは価値を発揮する存在として見られるため、価値が無ければ契約は終了です。
フリーランス=サバイバル環境に身を置く事を忘れてはいけません。
ぶっちゃけ未経験からエンジニアってどうよ?

未経験からフリーランスエンジニアに焦点当てているので少し話がずれるかもしれませんが、
冒頭でも触れた通り私自身未経験からIT企業に入りました。
ぶっちゃけますと、入社当初は適正がなかったです。そのため
地獄を見ました。
コーディングをかじった程度でIT企業に入ったのですが、要求される技術レベルについていけず辛い時期がありました。
また、スキルがついてこず、脱落や転職をしていく同期や後輩達も見てきました。
(この話は別の機会で触れようかと思います。)
私が地獄を見たからこそ、未経験から正社員より更にバックアップの少ないフリーランスエンジニアになる、という事を安易に決断してほしくはないと思っています。
まとめ
未経験からフリーランスエンジニアは余裕なのか?
に関して、私の回答としては、
適性がない場合、いばらの道を歩くことになるかと思います。
既にエンジニアの方ならいばらの道など腐るほど見た光景かと思いますが、未経験の方だとあまり想像できないのかもしれません。
プラスα、フリーランスといういばらの道が重なるという同時コンボです。
経験者の持っている経験という一番の武器を持っていないので、余程の適正がない限り高単価の取得、継続するのは困難と思われます。
楽に稼げそうだから~などの安易な意思決定ではなく、しっかりと
- 自分のスキル感はどの程度か?またスキル感を説明できるか?
- スキルに対する自分の市場価値はどれほどになるのか?
などを考慮した上での決断としていただきたいです。
(詳しくは別途また記事を書こうと思います。)
勇敢な挑戦と無謀は全然違います。
逆にスキルに自信があって、自分の工数管理もできるのであればチャレンジしてみても良いと思います。
この記事を見て不安になってしまう方は要注意。前項で申し上げた通り、会社に勤務して実務経験を積むのも方法の一つです。
これも現場次第となってしまいますが、同じ会社のチームで助けてくれる人に巡り合える確率はフリーランスより高いです。
案件が取れない様なニート状態になってしまってからは遅いかと思われます。
今度はエンジニアになるには~とか、前向きな記事を書こうかな!
・スキルに自信がない or 甘い考えの方は地獄を見る可能性が高い
・自分の市場価値を明確に知ろう。