一応Android開発者かつNexusの時代からPixel4まで(Pixel1,2を除く)を触ってきた者として、開発者目線でPixel4aを見ていきたいと思います。
先日Googleが、Pixel系統の最新型「Pixel4a」の発売日を発表しました。
Google Pixel 4a および Google 純正のファブリック ケースを含むアクセサリは、 8 月 14 日(金)から Google ストアで予約購入の受付を開始し、8 月 20 日(木)からご購入いただけるようになります。また、端末はソフトバンク株式会社から、アクセサリは SB C&S 株式会社からも発売を予定しています。
https://japan.googleblog.com/2020/08/pixel4a.html
基本情報
細かい性能に関しては公式ページに書いてありますので、そちらをご参照ください。
開発用端末としてのPixel4a
それでは本題ですが、開発者端末としては下記3つの利点が挙げられます。
- いち早く最新OSのキャッチアップが可能
- OS更新が最低3年保証
- 価格が手頃(Pixel4比)
では、一つずつ見ていきましょう。
いち早く最新OSのキャッチアップが可能

これがPixelをおすすめする一番の理由です。
前提として、Androidは毎年OSのメジャーアップデートが入ります。
しかしながら、すべての端末が一律で同じ時期にアップデートは実施されません。Appleと違い端末自体が色々な企業から出されているため、最新OSのアップデートが長い間入らない企業の端末は結構多いです。
その為端末ごとにアップデート対応したかどうか確認する、またはGoogleのお知らせを待つ必要があります。
その点、PixelはAndroidOSの発信元であるGoogleが発売しているため、最速で搭載、キャッチアップができるという訳です。
また、正式リリースはしていないベータ版の状態(デベロッパープレビュー版)をPixel系統だと現時点で確実に導入できます。
OSアップデートが最低3年保証

前項で最速アップデートについて触れましたが、今度はOS更新の保証期間が長い点です。
AndroidのOSアップデート保証期間は端末によってマチマチですが、最低2年であったり、もはや不明だったりします。
そこを3年保証と銘打ってくれるのは、開発者にとっては朗報です。
3年間は最新OSの実機キャッチアップができるので、その間ほかの開発者より一歩リードできます。
価格が安い

Pixel4aの価格は税込み42900円。
Pixel4が89980円~と、iPhoneに並ぶ強気の価格帯でしたが
その半額以下の価格帯で購入できる事となります。
まとめ
今回はPixel4aにフォーカスしましたが、Pixel自体、開発者を目指すのであれば1台持っておいて損はありません。
その場合に中古の端末も視野に入ってきますが、端末代金とOS保証期間を考慮しながら購入したい所です。
ただ、実際のAndroid開発ではOS毎にテストする必要があったり、特定の端末でバグが出たりとイレギュラーがあります。
その対応の為に中古でしか端末がなかったりと、用途に応じて色々変わったりします。